BIGVUの代わりに使えるアプリ|サブスクなしの選択肢
BIGVU の代わりを探す理由は、ほとんどの場合1つです。月額のサブスクリプション。BIGVU はテレプロンプター単体のアプリではなく、字幕の自動生成、動画編集、ブランドキットまで含むパッケージです。原稿を読みながら撮るだけの用途なら、払っている料金の大半を使っていないことになります。逆に字幕まで自動で付けたいなら、BIGVU のほうが手数は少ないです。この記事では、自分がどちらなのかを判断できるようにします。
BIGVU は何をするサービスか
誤解を避けるために先に書くと、BIGVU は機能の広いサービスです。テレプロンプターは構成要素の1つで、それ以外に次のものが含まれます。
- 字幕の自動生成。撮影した動画から文字起こしして字幕を付けます。BIGVU の中心的な価値はここです。
- 動画の編集と書き出し。トリミング、テロップ、縦横比の変換。
- ブランドキット。ロゴや色を登録して、書き出す動画に一貫した見た目を付けます。
- クラウドでの原稿と動画の管理。複数の端末やチームで共有できます。
日本語のサイトもあり、テレプロンプター系のキーワードでも上位に出てきます。「聞いたことがない海外サービス」ではなく、日本でも一定の利用があるサービスです。
代わりを探す理由になる3点
実際に乗り換えを検討する理由は、だいたいこの3つに絞られます。
1. 月額料金。有料プランは月額制です。年間で見ると相応の金額になり、原稿を読むためだけに払うには高く感じます。テレプロンプター機能そのものは、無料のアプリでも同じことができます。
2. 無料枠の透かし。無料プランで書き出した動画には BIGVU のロゴが入ります。この分野では標準的な仕様ですが、SNS に上げる動画や納品する動画では使えません。
3. 原稿がクラウドに保存される。アカウントを作って使うサービスなので、原稿はサービス側のサーバーに保存されます。ふだんの動画の原稿なら問題になりませんが、社内向けの説明、未発表の内容、決算や人事に関わる原稿では、保存先が判断材料になります。
乗り換え先に必要な条件
用途を「原稿を読みながら撮る」に絞ると、必要な条件は3つだけになります。
- 撮影した動画に透かしが入らない。ここで妥協すると書き出した動画が使えません。無料アプリを選ぶときの最初の確認点です。
- 原稿がレンズの近くに表示される。視線がレンズから離れないことが、プロンプターを使う目的そのものです。撮影中の映像に原稿を重ねるカメラモードがあるかで決まります。
- 速度と文字サイズを自由に変えられる。日本語では1分あたり300文字が基準です。海外製アプリは既定値が英語向けなので、変更できることが前提になります。
この3つを満たせば、原稿を読むという目的では BIGVU と同じ結果になります。iPhone アプリ、iPad アプリ、Mac アプリ はいずれも無料で、透かしは入らず、原稿は端末内に保存されます。インストールせずに試すなら ブラウザ版 があります。
BIGVU のほうが向いている場合
次に当てはまるなら、乗り換えないほうが早く終わります。
- 字幕を毎回付ける。撮影のあとに文字起こしして字幕を付ける作業を毎回やるなら、それが1つのサービスで完結する価値は大きいです。専用のプロンプターアプリで撮って、別のツールで字幕を付ける手順に分かれます。
- チームで原稿と動画を共有する。複数人で同じ原稿を扱う、撮った動画をレビューしてもらうという運用なら、クラウド前提のサービスのほうが合います。端末内保存のアプリでは共有の仕組みがありません。
- ブランドの体裁を毎回揃える。ロゴや色を登録して自動で適用する機能は、専用のプロンプターアプリにはありません。
つまり判断は「BIGVU が高いかどうか」ではなく、字幕と共有を使っているかどうかです。使っているなら妥当な料金で、使っていないなら原稿を読むだけに月額を払っていることになります。
原稿を移す手順
乗り換えると決めた場合、原稿の移行は単純です。
- BIGVU から原稿のテキストをコピーする。1本ずつコピーして、テキストファイルやメモアプリにまとめておきます。
- 解約する前に全部取り出す。プランを解約するとクラウド上の原稿にアクセスできなくなる場合があります。移行を先に終わらせてください。
- 新しいアプリに貼り付ける。原稿は端末内に保存されます。
- 速度と文字サイズを設定し直す。アプリごとに既定値が違います。1分250〜280文字あたりから始めて、20秒の試し録りで合わせてください。
撮影済みの動画も、必要なものは先に書き出しておいてください。
日本語で使うときの注意
BIGVU に限らず海外製のサービスとアプリで共通する点が2つあります。
速度の既定値。英語向けの単語数で入っていることが多く、日本語では明らかに遅くなります。文字数で指定できるなら300から、単語数でしか指定できないなら実際に流して合わせてください。自分の速さは 話す速度の計算ツール で測れます。
日本語の表示。海外製のアプリでは、日本語の行の折り返しが不自然になる場合があります。句読点が行頭に来る、単語の途中で切れるといった処理です。長い原稿を扱う前に、実際の原稿を貼って表示を確認しておいてください。
よくある質問
BIGVU とは何ですか?
テレプロンプターを含む動画制作のパッケージサービスです。原稿を流すプロンプター、アプリ内での撮影、撮った動画からの字幕の自動生成、簡易な編集、ロゴや色を登録するブランドキット、クラウドでの原稿と動画の管理が含まれます。日本語のサイトもあり、テレプロンプター系のキーワードでも上位に表示されます。
BIGVU は無料で使えますか?
無料プランでもテレプロンプターは動きますが、書き出す動画に BIGVU のロゴの透かしが入り、動画の長さも短いクリップまでに制限され、字幕は使えません。公開する動画には使えないため、無料枠は有料プランを試すための期間と考えるのが実態に近いです。
BIGVU の代わりに無料で使えるアプリはありますか?
あります。原稿を読みながら撮る用途に絞れば、必要な条件は3つ——撮影した動画に透かしが入らない、原稿がレンズの近くに表示される、速度と文字サイズを自由に変えられる。iPhone・iPad・Mac のアプリはいずれも無料で、透かしは入らず、原稿は端末内に保存されます。インストールせずに試すならブラウザ版があります。
BIGVU を使い続けるべきなのはどんな場合ですか?
字幕を毎回付ける、チームで原稿と動画を共有する、ブランドの体裁を毎回揃える——このいずれかに当てはまる場合です。とくに字幕の自動生成を使うなら、別ツールとの往復がなくなる分の価値があります。判断は「BIGVU が高いかどうか」ではなく「字幕と共有を使っているかどうか」です。
BIGVU から原稿を移す手順は?
解約する前に、原稿のテキストを1本ずつコピーしてテキストファイルやメモアプリにまとめてください。プランを解約するとクラウド上の原稿にアクセスできなくなる場合があります。撮影済みの動画も必要なものは先に書き出してください。移行後は、アプリごとに既定値が違うので速度と文字サイズを設定し直します。
原稿がクラウドに保存されるのは問題ですか?
ふだんの動画の原稿なら問題になりません。社内向けの説明、未発表の内容、決算や人事に関わる原稿を扱う場合は、保存先が判断材料になります。端末内に保存する方式のアプリなら原稿は外に出ず、アカウント登録も不要です。
サブスクなしで、原稿を読む
iPhone・iPad・Mac のアプリは無料で、透かしも入りません。ブラウザ版なら登録もインストールも不要です。
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