QPrompter の代替|撮影しながら読むなら
QPrompter はブラウザで動くプロンプターで、開いて原稿を貼れば全画面で流れます。登録もダウンロードも不要で、タブを閉じれば何も残りません。足りないのは1点だけ——撮影中の映像に原稿を重ねる機能です。これはブラウザである以上どうにもなりません。原稿を読むだけなら十分で、撮影しながら読むなら端末にインストールするアプリが必要になります。
QPrompter でできること
サイトを開いて原稿をテキスト欄に貼り、スクロール速度と文字サイズを設定して全画面にする。文字が下から上に流れ、読み終わったらタブを閉じる。それだけです。
アカウントもダウンロードも不要で、セッションが終わったあとにデータはどこにも残りません。モダンなブラウザが動く端末——デスクトップ、ノートパソコン、タブレット、スマートフォン——であれば OS を問わず使えます。
下読み、スピーチの練習、Web会議で手元に原稿を出す。この用途なら、これ以上の機能は必要ありません。
なぜブラウザでは映像に原稿を重ねられないのか
QPrompter の作りの問題ではありません。ブラウザの仕組みそのものの制約です。
ブラウザからカメラを扱える範囲は、セキュリティ上の理由で制限されています。映像を取得して表示し、その映像に文字を重ねた状態でそのまま録画してファイルとして保存する——teleprompter.works/online の録画モードはこれをタブの中でやっています。QPrompter がやらないだけです。だから CuePrompter でも EasyPrompter でも同じで、ブラウザ型のプロンプターに録画機能を期待しても出てきません。
結果として、撮影しながら読むには次のどちらかになります。
- 画面を2つに分ける。カメラアプリとブラウザを並べます。カメラのプレビューが小さくなり、原稿の行数も減ります。
- 端末を2台使う。撮影する端末と原稿を出す端末を分けます。業務の現場でも使われる確実な構成ですが、準備が増えます。
端末にインストールするアプリはカメラを直接扱えるので、この制約がありません。原稿が撮影中の映像に重なるため、1台で完結し、視線もレンズの位置から離れません。
原稿が残らないことの両面
タブを閉じるとデータが消えるのは、場面によって利点にも欠点にもなります。
利点になる場面。共用のパソコン、借りた端末、複数の人が入れ替わって使う環境。原稿に社内の情報や未発表の内容が含まれる場合、痕跡が残らないほうが扱いが単純です。
欠点になる場面。同じ原稿を繰り返し使う運用。シリーズ物の動画、毎週の配信、決まった説明を何度も撮る——この場合は毎回貼り直すことになります。端末内に原稿を保存するアプリなら、開いて選ぶだけです。
どちらが正しいという話ではなく、使い方で評価が逆になる性質です。
撮影しながら読むなら
iPhone・iPad・Mac を使っているなら、カメラモードのあるアプリが手数の少ない方法です。原稿が映像に重なるので、撮った映像で目線が外れません。原稿は端末内に保存され、通信のない場所でも開けます。いずれも無料で、アカウント登録は不要です(iPhone/iPad/Mac)。
他の無料アプリも含めて比べたい場合は 無料のテレプロンプターアプリ に、無料の範囲がどこで切れるかをまとめています。透かし、録画時間の上限、原稿の保存数、音声追従——有料になりやすいポイントは4つに集まります。
Windows や Android を使っている場合は、専用アプリの提供がないのでブラウザ型が選択肢のままです(Windows・PCで無料のプロンプター、Androidで使える無料プロンプター)。
移行するときの1点
原稿はコピー&ペーストで移せます。設定で確認が必要なのは速度だけです。
日本語の読み上げは1分あたり300文字が基準で、収録では250〜280文字あたりから始めると落ち着いて聞こえます。ブラウザ型で使っていた速度の感覚とは単位が違う場合があるので、移行後に20秒だけ試し録りして合わせてください。自分の実際の速さは 話す速度の計算ツール で測れます。
QPrompter を使い続けていい場合
- 撮影はせず、下読み・練習・Web会議での使用が中心
- Windows・Android・Chromebook を使っている
- 共用の端末で使うので、データが残らないほうが良い
- 使うのが年に数回
この場合、乗り換える理由はありません。撮影しながら読む機会が増えてきた時点が、アプリを検討するタイミングです。
よくある質問
QPrompter とは何ですか?
ブラウザで動くプロンプターです。サイトを開いて原稿を貼り、速度と文字サイズを設定して全画面にすると、文字が下から上に流れます。アカウントもダウンロードも不要で、セッションが終わったあとにデータはどこにも残りません。モダンなブラウザが動く端末であれば OS を問わず使えます。
なぜブラウザでは映像に原稿を重ねられないのですか?
ブラウザからカメラを扱える範囲がセキュリティ上制限されているためです。映像を取得して表示し、その映像に文字を重ねた状態でそのまま録画してファイルに保存する動作は、teleprompter.works/online の録画モードがタブの中で実現しています。QPrompter にその機能がないだけです。CuePrompter でも EasyPrompter でも同じで、ブラウザ型に録画機能を期待しても出てきません。
撮影しながら読むにはどうすればいいですか?
ブラウザ型を使う場合は、画面を2つに分けてカメラアプリと並べるか、撮影する端末と原稿を出す端末を分ける2台構成にします。iPhone・iPad・Mac ならカメラモードのあるアプリを使えば、原稿が撮影中の映像に重なるので1台で完結し、視線もレンズの位置から離れません。
データが残らないのは利点ですか?
場面によって変わります。共用のパソコンや借りた端末で、原稿に社内の情報や未発表の内容が含まれる場合は、痕跡が残らないほうが扱いが単純です。逆に同じ原稿を繰り返し使う運用では毎回貼り直すことになります。端末内に保存するアプリなら開いて選ぶだけです。
無料の代替アプリはありますか?
iPhone・iPad・Mac のアプリはいずれも無料で、アカウント登録も不要です。原稿は端末内に保存され、通信のない場所でも開けます。他の無料アプリも含めて比べたい場合は、無料の範囲がどこで切れるか——透かし、録画時間の上限、原稿の保存数、音声追従——をまとめた記事があります。
QPrompter を使い続けていいのはどんな場合ですか?
撮影はせず下読み・練習・Web会議での使用が中心、Windows や Android や Chromebook を使っている、共用の端末で使うのでデータが残らないほうが良い、使うのが年に数回——この場合は乗り換える理由がありません。撮影しながら読む機会が増えてきた時点が検討のタイミングです。
撮影まで、無料のアプリで
カメラモードなら原稿が映像に重なり、1台で完結します。登録も不要です。
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